『風俗店開業の前にホームページを作ろうと思うが、制作会社が多くてどこを選べば良いかわからない・・・』
この時代、どの業界においてもお店を運営する上でホームページを持っていることは必須条件と言えます。
特に風俗店のHPでは顧客を惹きつけるデザインやキャストの宣材写真・SNSを駆使した集客が欠かせません。
HP制作会社に頼ろうと「風俗」「デリヘル」「HP」「制作会社」などと検索すると、数多くの制作会社がヒットします。
業者によって初期費用が無料であったり月額管理費が無料など様々。
さらにデザインのクオリティやSEOによる集客効果の差も気になりますよね。
そこで本記事では、
- ホームページを制作する上で重要なポイント
- 風俗店のホームページ制作方法
- HP制作会社との契約前と契約後に注意する点
- 風俗店ホームページ制作会社オススメ7選
をご紹介いたします。
1 ホームページ制作に取り掛かる前のポイント
2 風俗店のホームページ制作方法と各メリット・デメリット
2.2 ホームページを自作するメリットとデメリット
2.3 フリーランスに依頼する
2.4 フリーランスに依頼するメリットとデメリット
2.5 HP制作会社に依頼する
2.6 HP制作会社に依頼するメリットとデメリット
1 ホームページ制作に取り掛かる前のポイント
風俗店のホームページの制作に取り掛かる前に、まずはご自身がHP制作にあたり何を重視したいかを明確にしましょう。
「デリヘル」「ソープ」「ピンサロ」「激安店」「高級店」等、業種も運営方法も様々なこの業界でどの様に他店と差をつけるかが重要なポイントとなります。
お店の予算や運営状況、狙う客層によってもHPの制作方法は変わってくるでしょう。
とにかくホームページにかかるランニングコストを安く抑えたい
初期費用が高額になってもいいが他社と異なる目立ったデザインを作りたい
機能が豊富な管理画面が欲しい
まずはHPの制作方法からランニングコストや制作期間の違いを見てみましょう。
2 風俗店のホームページ制作方法と各メリット・デメリット
ホームページを作る方法としては、概ね下記の3パターンが考えられます。
- ホームページを自作する
- フリーランスへ依頼する
- ホームページ制作会社へ依頼する
それぞれの方法で料金や制作期間に違いがありますが、WEBに関する知識や制作経験がある場合は、HPを自作することでランニングコストを格段に抑える事ができるでしょう。ただ実際そのような方は少なく、制作会社へ依頼する事が一般的と言えます。
それぞれのHP制作方法の制作期間や費用の目安としては下記のようなイメージです。
- ホームページ
制作方法 - 制作期間
/目安 - 費用
/目安 - 自作する
- 約1ヶ月~
- 10,000円~
- フリーランスへ
依頼する - 1週間~
- 20,000円~
- 制作会社へ依頼する
- 最短即日
- 30,000円~
それぞれの制作方法にメリットとデメリットがあるので、1つずつ見ていきましょう。
2.1 ホームページを自作する方法
まずはホームページのドメインとサーバーを取得する必要があります。
ドメインとサーバーは家の土地と住所のようなものです。
ドメインは「お名前.com」などのドメイン管理サービスと契約することで取得可能です。費用としては年間で1,000円~10,000円程度です。
人気の文字列のドメインは取得するのに数十万円かかる場合もあるので注意しましょう。
サーバーは「ロリポップ!」や「ConoHa WING」といったレンタルサーバーで安くて月々数百円で借りる事ができます。
ドメインとサーバーの準備ができれば、次にCMSの導入が必要です。
CMSとは、コンテンツ管理システムと呼ばれるもので、大まかな説明としてはWEBの知識がなくても簡単にサイトを作成・運用できるシステムのことです。
CMSは「WordPress」が特に有名で、日本ではCMSのシェア率で80%を超えており、テンプレートデザインも豊富で風俗店にあったデザインを実現することも可能でしょう。
WordPressをインストール後、テーマデザインや初期設定が完了すれば後はホームページを公開しましょう。
- HPを自作する流れ
-
- ドメイン・レンタルサーバーを取得する
- CMSを導入する
- ホームページをアップロードする
2.2 ホームページを自作するメリットとデメリット
HPを自作するメリットとしては、ドメイン・サーバーの準備からデザイン設計など、諸々すべて自分で手配をすることでコストを抑え、自身の好みなデザインでHPを作ることが出来ます。
運用開始後も維持費やメンテンナンス費などもほとんどかからないでしょう。
デメリットとしてはWEBの知識などが無く未経験の場合は、一から自作することは時間と労力が必要となります。
ホームページは作ってからが本番ですので、システムトラブル等があった際に相談相手がはっきりしていない点も不安要素として挙げられます。
2.3 フリーランスに依頼する
フリーランスの方々は主に下記の様なクラウドソーシングサイトを通して案件を募集しています。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
他にもSNSでの募集や知人の紹介といった探し方などもあるでしょう。
風俗店のHP制作を受け付けている案件は比較的容易に絞り込む事ができるかもしれませんが、フリーランスのWebデザイナーのスキルは人それぞれです。
制作会社で経験を積んで独立した人や、副業として請け負っている方もいます。
制作者のスキルの見極め方としては、下記の点を注視するようにしましょう。
-
経験年数概ね5年以上
-
制作実績実績数や自身の希望に合ったデザインが作れそうかを確認
-
納品後のサポートホームページが完成した後も随時サポート対応してもらえるかどうかを確認
依頼人が決まったら、下記の流れでHP制作を進めます。
- フリーランスにHP制作を依頼する流れ
-
- WEBで募集案件を探し、お問い合わせをする
- スキルや実績などを確認し、サービスを購入
- 打ち合わせをする
- HP納品後アップロードしてもらう
2.4 フリーランスに依頼するメリットとデメリット
個人事業主に依頼するメリットとしては、値段設定が個人で異なり、制作会社に比べて人件費等がかからない分安く製作を引き受けてくれる場合があります。
ただ、HPの仕上がりについては個人のスキルにより、場合によっては理想のデザインが実現できない場合もあるので注意が必要です。
HP納品後の更新や保守に関しても事前に相談が必要です。
更新や保守を委託する場合、大きな会社のように安定して委託できる保証がございません。
よくあるのが「連絡が取れない」や「更新が出来ない」「サイトが見れなくなった」などの問題です。
個人なのでいつどうなるかわかりません。委託していた方が急病や急死、破産など様々なトラブルに対しての準備をしていない場合が多いようです。
その際ドメインも委託しているので委託先を変える際にはURLも変わらざるをえないのです。
2.5 HP制作会社に依頼する
風俗店の制作会社は「風俗」・「HP制作」と検索するだけでたくさんヒットするので、見つけること自体は簡単です。
ただ制作会社にも月額費用やデザインのクオリティ・機能の違いなどそれぞれ特徴がある為、どの制作会社へ依頼するかを悩んでしまう事かと思います。
そんな時は本記事の様な制作会社の比較をしているサイトを見てみるといいでしょう。
制作会社毎の実績や費用・人気度などもまとめて見る事ができるので、気になった業者だけピックアップして問い合わせることをお勧めします。
業者を比較する方法としては、下記の点を注視するようにしましょう。
-
初期費用・月額費用自身の予算にあっているかを確認
-
制作実績実績数や自身の希望に合ったデザインが作れそうかを確認
-
機能の豊富さWEB予約などの必要な機能が揃っているかを確認
- 制作会社にHP制作を依頼する流れ
-
- 気になる制作会社を探し、お問い合わせをする。
- 制作実績や料金プランを確認し、サービスを購入
- 打ち合わせをする
- HP納品後アップロードしてもらう
2.6 HP制作会社に依頼するメリットとデメリット
制作会社へHP制作を依頼するメリットとしては、専属のデザイナーやシステムエンジニア等のチームで制作から納品後のサポートまで受ける事ができます。
長年の制作経験でユーザーの希望に配慮した設計やデザインができる事でしょう。
また、セキュリティ面でもウイルス対策やWEBサイトの改ざんによる情報漏洩の対策はどの制作会社も行っているはずです。
突発的なサーバーのトラブルに対しても、早急に復旧対応をしてくれるので安心です。
デメリットとしては、機能やサポートが豊富な分ランニングコストが高くなる場合があります。
また、後からデザインの変更や画像制作・機能の追加にはその都度オプション料金が必要になるので、事前に料金表をみておきましょう。
3 要注意なHP制作会社の特徴 ※契約前に確認!
HP制作会社へ依頼をしたが、予算オーバーや思っていたデザインと違ったなど、よく調べずに契約をしてしまうと予想外のトラブルが発生してしまいます。
そこで契約前にチェックしておくべき項目を5つご紹介します。
3.1 格安すぎる
初期費用0円や月額●,000円のみ!といった格安を売りにしている制作会社がありますが、どの会社にも人件費や事務所の賃借料がかかってくるので、これを回収する必要があります。
その為、最低契約期間を1年以上設けている制作会社も少なくありません。
契約後の機能追加によるオプション料金で月額費用が増えることもあります。
また、格安でのHP制作の場合はほとんどが簡易的なテンプレートを使った制作となり、他社と似たデザイン、もしくは自身で画像の提供などをしなければならないこともあり、結果的に手間と時間がかかることになります。
3.2 制作実績が少ない
WEB制作会社の制作実績は、いわばその会社の能力や信頼性を判断する物差しといえます。
その為立ち上げたばかりの制作会社の場合は、まずは制作実績を作るために費用を抑えて制作を行う傾向があります。
また制作実績は自身の希望のデザインを依頼できるかを確認するための基準ともなる部分なので、どのレベルのサイトが完成するかをイメージできる制作会社を選びましょう。
3.3 会社としての特徴が無い
風俗店のHP制作会社を比較する上で、よくある特徴としては
- 機能が豊富
- 他社と異なるデザイン
- 割引サービス
など、自社の差別化が行われています。
オフィシャルサイトを見た時に大きくその会社独自のサービスを発見することができると思いますが、それが無い制作会社へは依頼を控えた方が賢明でしょう。
3.4 細かい料金表の明記が無い
料金に関して、安い料金だけを大きく取り上げ、その他月額費用やオプション料金の記載がない制作会社は注意が必要です。
先ほどもお伝えしましたが、1年以上の最低契約期間が設けられている場合もあります。
『納品後に想定以上のオプション追加が必要となり、結果的に予算をオーバーしていた。』
なんて事にもなりかねませんので、制作会社のオフィシャルサイトに細かく料金表の記載があるかどうかも確認しておきましょう。
イニシャルコストの安さも重要ですが、1年後・2年後を見据えたランニングコストの管理が何よりも大切です。
3.5 保守体制について明記が無い
オフィシャルサイトは情報発信・集客・求人などお店を運営する為の必須ツールで、毎日更新が必要となります。ホームページは作ってからが本番です。
どんな業者でもサーバーのトラブルなど突発的な事故は発生してしまうものです。
機械を扱っている以上それは仕方ありませんが、そういった場合にすぐに対応ができる窓口があるかどうかも確認しておくといいでしょう。
4 依頼先の業者が決まった後に押さえておくべきポイント
いざ依頼するHP制作会社が決まり契約をした後は、デザインの打ち合わせに始まり納品後のサポートまでお世話になることになります。
ようやく制作会社の選定が終わり、後は制作会社に任せるだけと思いきや、ここからがHP制作の本番となります。
デザインやレイアウトの打ち合わせから日々の情報更新やSEO対策など・・・
ここではホームページ制作にあたり事前に準備するものや考えておくべきポイントを6つご紹介します。
事前にチェックポイントを押さえておくことで、スムーズに制作に取り掛かることが出来ます。
4.1 デザインの打ち合わせに準備するもの
顧客はお店のコンセプトを重視してお店選びをします。
「激安/高級」「SM」「JK/ギャル」「人妻/熟女」「ぽっちゃり/スリム」「コスプレ」等。どの客層をターゲットにするかを明確にしておくことで、希望デザインの方向性も定まるかと思います。
そこで担当者との打ち合わせの前に下記のものを準備・イメージしておくといいでしょう。
- 希望デザインに近い参考サイトや画像
- 欲しい機能やオプション
- 大体のページ構成(TOP/料金システム/キャスト一覧/アクセス/等)
また、ドメインやサーバーは制作会社が手配してくれる事がほとんどですが、希望の独自ドメインがあれば伝えておきましょう。
4.2 「営業開始届出書」にホームページのURLが必要な場合がある
風営法に関係する営業をする場合は、管轄の警察署へ「営業開始届出書」の提出が必須となります。
管轄の警察署によって記載が必要な項目は変わりますが、ホームページのURLが必要になることもよくあります。
その為、余裕を持ってURLの手配をしておくといいでしょう。
また、HP制作会社や各情報サイトへも営業開始届出書の写しが提出必要になる場合が多いので、取得日程の調整は余裕を持って行いましょう。
4.3 求人情報の発信
お店のOPENまでにキャストを募集する必要があります。
よく街中でバニラの広告トラックが走っているのを見かける方も多いのではないでしょうか。どの制作会社が作ったホームページにも基本的に求人ページは設置されていると思いますが、それと併用して求人の広告サイトへ掲載することでより効率的に求人募集を行う事ができます。
ただ求人を出しただけでは人は集まらないので、求人サイトは営業用のサイトとは違うデザインやバナー画像を設置する等、女性の目を引く工夫が必要となります。
4.4 風俗情報サイトへの掲載
こちらも求人の広告サイトと同様、営業用のオフィシャルサイトと併用して複数の情報サイトへ掲載する事で、お店の露出を増やし集客効果を上げる事が期待できます。
情報サイトへの掲載は無料や有料のプランがあり、金額が高くなるほど目立つ位置で表示をしてもらう事ができます。
情報サイトへはキャストの基本情報や出勤情報・イベント情報や新着ニュースなど様々な情報を反映する必要があり、掲載している情報サイトの数が増えるほど更新の手間が増えます。そのような場合には各媒体へ情報の一括更新をしてくれるシステムも制作会社によってはあるようなので、調べてみてはいかがでしょうか。
4.5 SEO対策
ホームページを公開後、顧客はWEBサイトを見てお店に予約をします。
その際にGoogleなどで上位であればあるほど顧客の目に触れる数は多くなり、ホームページへのアクセスも増えます。
SEO効果を高める上で重要となるポイントはざっと以下の通りです。
- メタタグに顧客が検索に使用するワードを含める
※メタタグとは:Webページの情報をWebブラウザや検索エンジンに伝えるためHTMLに記述されるタグのこと(HPのタイトルや説明文) - SSL化(HTTPS)を行う
- Googleのツールを使う(Googleサーチコンソール/Googleアナリティクス)
- 情報サイトとの相互リンクを増やす
SEO対策に関しては、WEBに関する知識がない場合は難しい分野ですので、上記の項目について制作会社へ質問してみるといいでしょう。
4.6 毎日ホームページを更新する
何度か記載していますが、ホームページは完成してからが本番です。
顧客が見る情報に誤りや遅れがあっては、お店の信用に響いてしまいます。
情報サイト側で少し遅れた情報が出てしまうことは仕方ないことではありますが、オフィシャルサイトは新着・イベント情報や出勤時間変更などは随時更新することをお勧めします。
また、新着情報やイベントでホームページ内の文字量が増えることでSEO効果が上がることも期待できるので、どんどん更新するようにしましょう。
5 おすすめのHP制作会社7選
本記事を見る前に制作会社を検索し、その数や業者の違いに混乱してしまった方もいるでしょう。数ある制作会社の中から費用・制作実績数・納期等を総合的に見ておすすめの業者を7社紹介します。
5.1 まるごとHP
5.2 MAGNUM HP
5.3 VOTEC
5.4 サイバープラウド
5.5 風俗店のホームページ制作屋さん
5.6 キャストプロ5
5.7 パンダウェブコンシェルジュ
6 まとめ
この記事ではHPの制作方法から・制作会社の選別方法・契約を依頼する前の注意点をご紹介いたしました。
最近では風俗用ホームページを自身で製作することも可能ですが、機能やデザインのクオリティを求めるのであれば、やはり専門の業者に依頼する方が確実です。
ホームページ制作会社を比較する際にチェックすべき項目として、下記の点にご注意ください。
- 制作実績の登録があるか
- テンプレートのデザインかどうか
- 予算に合った初期費用・維持費が実現できるかどうか
- 料金表に月額費用・オプション料金など詳細に記載されているか
- 制作会社と円滑なコミュニケーションが取れるか
何よりもHPは公開してからが本番となりますので、うまく制作会社と付き合っていく上で、担当者との相性の良さで製作会社を決めるのもいいかもしれませんね。
費用やデザイン・納期等、どの項目を重視するかは店舗毎に異なるので、効率よく業者を比較・選定するにあたり本記事が役に立てば幸いです。