ブラウザシェアとターゲットブラウザ

皆さんは、どのブラウザを使っていますか?
著者は、マニアックにIronです。とはいっても中身はChromeと同じです。
きっと一般的なChromeやFirefoxが多いかと思いますが、
一般的にどのブラウザが使われているか考えた事はあるでしょうか。
ブラウザシェアをしる理由から、どのようにホームページを運用すべきか
に触れていきたいと思います。

1 ブラウザシェア


そもそもブラウザとは、インターネットから動画や画像、音楽等を観覧する際に
ユーザーに伝わりやすく表示してくれる働き者のソフトウェアです。
簡単に言いますと、和訳してくれる人のようなものです。がっつりな英語で話されても
ちんぷんかんぷんですが、和訳してくれることによって英語がわからない人には
伝わります。その和訳をパソコンの裏で行ってユーザー用に変換・表示してくれるのが
ブラウザです。ブラウザシェアとは、そのままの意味でブラウザの共有率。
つまりランキングです。ブラウザの種類は、chrome、IE、firefox、safari等が
あります。では、このブラウザの種類ですが何が違うのでしょう?

chrome(Google chrome):
  • 各ブラウザの中で最速と名高い
  • アプリやテーマ、拡張機能が充実している
  • Googleのツールを使用しやすい
  • Chromeは使用中は、他のソフトの動きが悪くなる可能性がある
IE(Internet explorer):
  • バージョンの古いIEを使用していると、正しくサイトが表示されないことがある(特に7・8)
  • IEでないと見れないサイトもある
  • IE8までは動作が遅いという問題があったが、9から改善
fire fox
  • アップデートサイクルが早く、新しい技術や機能を試しやすい
  • 拡張機能やテーマが豊富
safari
  • macOSでの高速ブラウジング
  • 拡張機能も使用できる
  • 色や文字の表示が綺麗

このようにブラウザによって得意なことが違います。では何故
ブラウザを選ばなくてはいけないのか次記事から詰めていこうと思います。

1.1 ブラウザ戦争

まず、今までのブラウザ戦争事情なのですが下記の通りです。

一次ブラウザ戦争
1994年 パソコン誕生(apple社/Microsoft社)ブラウザは”Netscape Navigator”
1995年 MacがIEを開発/Windows搭載のパソコン購入でWindows95が
無料→世界的ヒット。一方、有料のNetscapeのシェア率は急落
→NetscapeがMacを訴えるが結果出ず。
2000年 Netscapeのシェア率は数%まで落ち、Microsoftの圧勝
二次ブラウザ戦争
2004年 opera、safari、chrome、firefoxリリース→IEも含め5択の戦争
2010年 firefoxがIEを抜く勢いで伸びる
2011年 chromeが急速に伸びていく
2012年 chromeがfirefoxを超える
2013年 chromeがIEを超える
2014年 chrome単独トップへ

このchromeが伸びた理由ですが、まさにスマホ、つまりandroidです!
androidが主流になってきたのは2010~2014年、80%のシェアを超えています。
Microsoftがパソコンを広めたように、
Googleがスマホを広め自社ブラウザを伸ばしました。

1.2 ブラウザ戦争再び

上記の歴史からわかるようにいつの間にか、戦場はパソコンからスマホに
変わっていたんですね。2020年2月での世界ブラウザシェアランキングは

  • chrome79.0:79%
  • chrome80.0:80%
  • safari13.0: 6.23%
  • パソコンでもchromeが使われている分なのか、chromeの数字は群を抜いています。
    が、その後を追うようにiPhoneであるsafariが続いています。
    iPhoneのシェア率は 2018年43%、2019年59%、2020年56%
    androidのシェア率は 2018年56%、2019年40%、2020年43%
    どちらも譲らない戦いですね…。iPhoneは、定期的に新作を出し毎回注目を
    浴びています。一方のandroidは種類豊富に、iPhoneより価格も安く、
    子供から年配の方まで対応したものを提供しています。
    年齢を選ばない使いやすさからandroidシェア率が伸びるのでは?
    と私は思います。又、スマホといえばアプリです。ブラウザアプリのランキングを
    見てみると”firefox”が1位なのです!このfirefoxのアプリが人気の理由は、
    設定から広告のトラッキングやアクセス解析をブロックする事が可能、
    Amazon、duckduckGo、Google、Twitter、Wikipedia、Yahoo!から検索エンジンを選択可能な上、別の検索エンジンも追加できます。
    今後ブラウザ戦争はアプリからの参戦があるのでしょうか?

    2 どうしてブラウザシェアを知るの?


    これらのブラウザは検索結果は結局一緒なんじゃないの?と思いますが、
    同じサイトでも表示が変わってしまうことがあります。どのブラウザでも
    同じに見えるようにする為には、特別な対応が必要です。
    そこで”ターゲットブラウザ”を決める必要があります。
    1で書いたように、ブラウザは、英語(HTMLやCSS)翻訳(表示)
    してくれています。翻訳家によって方言や、わからない単語があるといった感じです。
    ブラウザによってバグが発生したり、ページも重くなったりしてしまいます。
    そこで、より有能で相性の良い”翻訳家”を選びます。

    2.1 古いブラウザの弊害

    では何故、ターゲットブラウザを決めなくてはいけないのか。
    例えば、車がよく走る新道と、田舎で車が走らない未舗道の道で考えると、
    車がよく走るために舗装もされお店や看板がいっぱい並ぶ新道を
    走る方がドライブをしていて「便利」です。
    ブラウザも同様に、人がいっぱい使うブラウザの方が、お店や看板(ホームページ)
    にとって有益といえます。
    また舗装(ブラウザアップデート)も頻繁に行われ、
    便利な機能が追加される分、新機能に対応したホームページとなるよう
    保守も必要となります。

    ブラウザシェアが高い=みんなが見ているです。なのでブラウザシェアを知り、
    把握してそこにHPが置くことでユーザーさんの目に、伝えたいコンテンツを的確に
    伝えれる確率は上がります。タイトルに古いブラウザの弊害と書きましたが、
    古いブラウザというのはバージョンアップされていないブラウザ
    今後バージョンアップされる見込みがないブラウザです。
    例えばかりで申し訳ないですが、ヴィンテージ品は好きな人は好きですが、
    注目を浴びるのはどうしても新商品や最新機能をもったものです。
    数少ない支持者へ向けるより、多くの支持者へ向けたいですね。
    いつなくなるかわからないブラウザをサポートするより、多くの人が見ている
    ブラウザをサポートするのがブラウザシェアを知るメリットです。

    3 まとめ


    どうしてターゲットブラウザを決めるの?」「それのメリットって何?
    と、感じられていませんか?
    ターゲットブラウザを明確にしておくことは、ホームページ制作だけでなく、
    運営をしていく上で確認をする時間やコストがガラリと変わります。
    古いブラウザも確認していたら、HTML、CSS、JSの読み込み方を専用に対応しないといけませんが、ブラウザ戦争で負けたブラウザをターゲットブラウザにしても使っている人がいないため意味がありません。
    むしろターゲットから外す事で時間短縮や
    コスト削減というメリットが生まれます。
    今PCではChromeがダントツ1位ですが、Chromeの最新版を
    ターゲットブラウザとする事で、SEOでもメリットが生まれるケースがあります。
    それは2020年3月に、SSL対応のホームページ内でSSL非対応のURLが使えなくなると
    発表されたからです。ターゲットを明確にする事で、このような時の対応をいち早く
    行える事もメリットと言えますね。
    これからは、どのブラウザで
    確認をすればいいか、ターゲットブラウザを意識
    をしてみてください。
    時間やコスト、安全なホームページ運営というメリットが生まれるかもしれませんよ。