たくさんのサイトから良いデザインや悪いデザインを見ることができますが、良いサイトにはいくつか共通点があるようです。
具体的にどんなデザインが効果的なのか、詳しくみていきましょう。
1 どんなデザインにすべきか
1.1 風俗店サイトのデザインとは
デザインを考える時、まずは、どんなデザインが効果的かということを考える必要がありますよね。
当然、売上を伸ばせるようなデザインにする必要がありますので、ランキング上位のサイトをチェックしてみて、どういったデザインが効果的なのか考えてみましょう。
すると、ランキングサイトで見る上位の店舗だと、やはり、サイトの作りこみが良いものが多く、トップページに、派手に動く画像が用意されていたり、見てるだけでワクワクするようなデザインがたくさんあります。
風俗店のサイトの特徴として、やはり女性の写真が多く載せられていますが、他に、どの上位の店舗でも、その店舗独自の情報や特徴を伝えるデザインがなされている傾向があります。
なので、店舗の特徴やイメージを明確にできていないと、伝わりにくいデザインになってしまいます。
根本的に、その店舗のイメージをどう伝えればいいのかを、常に意識したデザインを行っていきましょう。
1.2 ユーザーの閲覧環境を考える
パソコンなどはもちろんですが、スマートフォンなどで閲覧している際に、ユーザーの周りには誰がいるかわかりません。
もし、急に誰かに画面などを覗きこまれた時、風俗を利用していると知られてしまう可能性がありますので、利用者にとっては、少しでもバレないように見たいという気持ちがあるかもしれません。
そこで、お店の雰囲気を性的なイメージが強い風俗のデザインより、キャバクラのようなサイトに見せることで、よりユーザーの目線に立ったサイト作りができますよね。
風俗店が一般的になっても、まだ認識として性産業になることなどから、トップページなどを、店名とシンプルな女性の画像などにしておくことで、覗き込み対策などにも対応できるサイトになり、ユーザーにも好まれやすいといえるでしょう。
1.3 スマートフォンのデザイン
スマートフォンでのインターネットが一般的になり、多くの企業サイトなどがスマートフォン対応になりました。
スマートフォンは専用のブラウザが多くあり、iPhoneならば標準はsafariになりますが、ユーザーごとに好みのブラウザは変わってきます。
iPhoneはFlashに対応していないので、iPhoneに対応したサイトにする場合はFlashなどの使用をしないトップページにすることが基本になります。
アンドロイドなどの場合はFlashが動きますがブラウザの種類が多く、キャリア外のスマートフォンなどでも環境が変わってきます。
この部分は専門業者にサイトを依頼することで解消できるようになる部分と考えてもいいでしょう。
ユーザーがベストな環境でサイトが見れるよう、スマートフォンのデザインを意識したデザインを行いましょう。
2 おすすめのデザインについて
2.1 女性から見て可愛いか
風俗店の悩みとして人材不足がありますが、その理由は、女性に対して良いイメージを与えづらいものであるということが挙げられるでしょう。
なぜ、女性に対して良いイメージが与えられないのか、その理由は職種としてのイメージだけでなく、男性と女性の性に対するイメージの違いも関係しています。
男性から見て性的なものでも、女性は「エロ可愛い」などの表現を生み出しており、単に、性的かどうかではなく、可愛いのか可愛くないのか、という判断もあるのです。
つまり、女性にとっては、たとえ性的なものでも、可愛いと思えるかどうかで、イメージが大きく変わってきます。
いまはむしろ、男性が望むイメージよりも、女性が可愛いと思えるデザインをしている店舗が増えています。
実際に、サイトが可愛いので勤務先を決めたなどの声も多く、女性的なデザインは重要なポイントになっています。
女性から見て少しセクシーくらいのデザインであれば、男性でも周囲の目を気にせずに、スマートフォンで見ることができるでしょう。
人気のあるお店ほど、トップページが可愛い作りになっているのはこのような理由があるからです。
2.2 トップページの作り方
トップページはサイトの顔。第一印象を与える重要なポイントです。
どの店舗もトップページに関しては、どのページより力を入れる部分ではないでしょうか。
そこで、風俗店サイトの場合、どのようなトップページが良いのかということですが、お店の特徴がパッと見て伝わるサイトが望ましいでしょう。
逆に、トップページを見て、どんな特徴なのかがわからないサイトだと、印象が薄く、他の店舗へ離れていってしまいます。
また、トップページに女性の写真だけをたくさん載せたサイトがありますが、ありふれたデザインになってしまうことや、他の店舗との違いがわからない為、単に、女性の写真を多く載せたデザインは控えましょう。
3 やってて当たり前?風俗店サイトならではの機能
3.1 女の子の紹介動画
動画って、興味がなくても再生してしまう時がありますよね?
特に、女の子の紹介動画なんかは、クリック率も高い部分になります。
風俗を利用する男性は、目や口にモザイクのかかった写真はすでに見飽きているので、よりわかりやすい動画でアピールすると効果的です。
また、紹介動画を載せることで、男性が安心して利用できるようになるため、導入していない店舗は、早めに導入するようにしましょう。
3.2 リアルタイム情報の発信
人気のある風俗店は、X(旧Twitter)やインスタグラムなどのSNSを利用しています。
Xは140文字の中で必要な情報をユーザーに伝えることができるので、「デイリーサービス」や「X限定サービス」など、お得なクーポン的な情報を発信ができます。
インスタグラムは店内や勤務前の女性のオフショットなどを載せることで、ユーザーの抵抗感をなくすことにも繋がっていきます。
どちらもリアルタイムで更新することができるので、空き時間などを事前に予測してタイムサービス的な告知を入れることで、話題や集客につながっていきます。
また、Xやインスタグラムはハッシュタグを使うことで情報の拡散と共有が可能なものになります。
来店したユーザーの感想などがハッシュタグなどで出ている場合は、それを上手に利用していくのもおすすめです。
3.3 ページの読み込みについて
トップページに画像をたくさん使い、綺麗な見た目にしたいのはどこも同じです。
画像は多ければ多いほど情報を伝えることができますが、ページを表示する際に時間がかかってしまいます。
参考になるサイトなどの多くが画像は1枚~3枚程度であり、最初のページはサクサクと読み込ませることでユーザーのイライラを無くすことにも繋がります。
トップぺージがうまく表示されず、待っている時間が多いほど、他のサイトへ移動されてしまうので、扱う画像の大きさや枚数に注意しましょう。
4 その他
4.1 パステルカラーなどを配色する
パステルカラーなどを使用することで、柔らかな雰囲気を作ることができます。
風俗店というと夜のイメージが強くなり、黒やピンク、赤などの濃い色が使われがちですが、それが100%正しいとは言えないでしょう。
パステルカラーのサイトは、キャバクラなどにもカモフラージュしやすく、風俗店に見えないようにすることもできます。
また、柔らかな色彩は警戒心などを無くす効果もあるので、心理面に働きかけることもできるでしょう。
原色を少なくし、中間色を多用するのも効果的で、サイトを作るうえで非常に参考になる部分であり、しっかりと押さえておきたい部分でもあります。
4.2 店長やスタッフの顔出し
楽天市場などのネットショップだと、店長の写真などで、スタッフの顔がサイトに載っている場合がありますよね。
これは風俗店の場合でも好印象を与えます。
風俗店の場合、主役は女性の方になりますが、女性をしっかりとサポートしている店舗という印象を与えることで、店舗自体の印象を良くすることができるでしょう。
今は女性のクオリティだけを見る男性より、むしろ、店舗としてどうなのかという評価をする人が増えています。
勤務している女性に心地よい環境を作っているという印象は、利用客にとっても好印象ですよね。
5 まとめ
今回、「参考になる風俗店デザインとは」という内容で、人気のある風俗店を参考に、できるだけ具体的にその共通点や特徴を紹介させていただきました。
一般的なサイトとは異なり、風俗店のサイトでは情報量が多く、伝えたいお店のコンセプトやイメージがわかりづらくなってしまうことが多いですが、SNSやサイトのイメージカラーなど、細かい部分をコンセプトに沿って具体的に考えていくことで、訪問者が見た時により良いイメージを与えることに繋がっていくでしょう。
是非、実践いただき、結果の出るサイトにしていただけると幸いです。